Docker Desktopのセットアップを行ったので覚書。
上司より、Redmineが使いたいから構築をして欲しいとの依頼があり対応することに。
構築にあたり、以前よりDockerを試してみたかったので、Dockerを利用してRedmineを構築することにした。
Dockerについては、今回はDocker Destopをセットアップしていく。
手順については以下のようになる。
Windows機能の有効化
- スタートメニューから「Windowsの機能の有効化または無効化」を開く。
- 「Virtual Machine Platform(仮想マシンプラットフォーム)」と「Windows Subsystem for Linux(Linux用Windowsサブシステム」にチェックを入れ、有効にする。
Windows Subsystem for Linux(Linux用Windowsサブシステムについては、Docker Desktopインストール中に有効になるらしいが、念のため。
- PCを再起動
余談だが、仮想化機能が有効になっている場合、タスクマネージャーのパフォーマンスのCPUのこの部分が有効になっている。
Docker Desktopのインストール
- インストーラーのダウンロード
以下のサイトより、インストーラーをダウンロードする。
www.docker.com
サイトのDownload Docker Desktopにマウスカーソルを合わせると、インストーラーの種類を選択できるので、該当するOSの種類を選択する。今回はWindowsの64bitを選択。
- インストーラーの起動
- Configurationの選択
基本的にはそのままでOKをクリック
- Closeをクリック
インストールはこれで完了。
Docker Desktopの起動
- サブスクリプションへの同意
インストールされたDocker Desktopを起動すると以下のような画面が表示される。
内容としては、従業員数250名以上、または年間収益1,000万ドル以上の企業でDocker Desktopを商用利用する場合は、有償のサブスクリプション(Pro、Team、またはBusiness)が必要、との事。
ここは必要ならば対応。私は余裕で満たしていないので、そのままAcceptをクリック。
- Docker利用の分類
ここは適宜入力。
- アンケート
自分の役割を選択。ここも適宜選択。
- 起動
これでDocker Desktopが起動する。
- 設定の確認
右上の歯車マークから設定画面を起動し、「Use WSL 2 based engine」にチェックが入っていることを確認。
WSLとはWindows Subsystem for Linuxの事で、「Windows機能の有効化」でチェックを入れた機能。
Dockerはこれのバージョン2を利用している。
「Start Docker Desktop when you log in」も確認。PCが起動したときにDocker Desktopも起動させたい場合はチェックを入れる。
以上でDocker Desktopは利用できるようになる。ここまでは思ったよりも簡単に出来た印象。
後はここにRedmineを構築するのだが、今回は一旦ここまでにしたいと思う。